Guardianとモデレーション
スパム、荒らし、Raidなどを検知し、ルールに沿って対処します。Guardianの役割
Guardianはメッセージ、リアクション、参加イベント、BotやWebhookの操作などを監視し、設定した条件に一致した行動を検知します。- 単独・協調スパムと大量メンション
- 招待リンクや禁止コンテンツ
- Bot、Webhook、リアクションの異常
- Raidやサーバー破壊につながる操作
違反ポイントと処罰
検知結果は違反ポイントとして蓄積でき、閾値に応じてタイムアウト、キック、BANなどを実行できます。ポイントは時間経過で減衰させられます。安全に有効化する
最初にログチャンネル、対象外ロール・チャンネル、各閾値を確認します。Botのロールが対象ユーザーより下にある場合は処罰できないため、Discord側のロール階層も重要です。誤検知を避けるため、サーバーの通常時の流量に合わせて閾値を調整してください。
Analyticsとの連携
Guardianの局所的なルール検知とAnalyticsの行動変化を照合できます。将来的には、単一の閾値だけでは判断しにくい異常を文脈とともに評価する基盤になります。コンテンツ・リンク・キーワード
コンテンツフィルタでは最大行数、文字数、メンション数、添付数、ブロック拡張子を設定します。リンクフィルタでは許可・禁止ドメインと招待リンク、キーワードフィルタでは通常文字列と安全性を検査した正規表現を扱います。- @everyone/@hereをメンション数へ含めるかと、その重みを設定できる
- 違反通知へ本文を記録しない設定で、個人情報の露出を抑えられる
- リンク全ブロックでは許可ドメイン以外を拒否する
- ワード単位マッチと大文字・小文字の区別を選べる
スパム・Raid・Nuke
単独スパムは一人の連投、協調スパムは複数人の類似投稿、リアクション・Bot・Webhookスパムは各経路の連続操作を監視します。Raidは短時間の大量参加、Nuke保護は管理権限を使った破壊的操作を監視します。各機能の「回数」と「秒」は組です。例えば5回・10秒なら、10秒の観測窓で5回に達したときに検知します。
グローバル・クロスサーバー検知
グローバルRaidは短時間に複数サーバーへ参加する動き、クロスサーバーはサーバーをまたぐ不正行為を検知するための機能です。単一サーバー内だけでは見えない共通パターンを補います。ホワイトリストと除外
運営Bot、スタッフ、特殊用途チャンネルを誤って検知しないよう、ホワイトリストのロール・ユーザー・Bot、信頼ロール、除外チャンネルを設定できます。除外を広げすぎると監視の空白になるため、用途を説明できる対象だけを追加します。違反ルール・ポイント・減衰
違反タイプごとに加算ポイントを設定し、累積ポイントの閾値へタイムアウト、キック、BANを割り当てます。減衰では一定時間ごとにポイントを減らし、古い軽微な違反が永久に残らないようにできます。ユーザー管理画面では現在値、違反履歴、処罰履歴、手動加算やリセットを確認できます。操作前の準備
- Guardianログチャンネル
- 処罰に必要なBot権限とロール階層
- 通常時のサーバー流量を把握する
操作手順
Guardianを段階的に導入する
- モデレーションの「セキュリティ設定」を開きます。
- ログチャンネルとホワイトリスト・除外を先に設定します。
- 必要な検知だけを有効にし、回数と観測秒を設定します。
- 違反時の動作をまずログのみで確認します。
- 誤検知を調整後、削除通知・削除のみとポイント処罰を有効にします。
違反ポイントと処罰を設定する
- 違反ルールでタイプと発生回数ごとの加算ポイントを設定します。
- ポイント設定で累積閾値とタイムアウト・キック・BANを設定します。
- 減衰量と間隔を設定します。
- テスト用ユーザーで軽微なルールから確認します。
ユーザーを調査・手動操作する
- ユーザー管理でIDまたは対象を検索します。
- 現在ポイント、違反内訳、処罰、最終違反を確認します。
- 違反・処罰履歴を開きます。
- 根拠を確認したうえで手動ポイント加算またはリセットを実行します。
設定項目一覧
画面に表示される入力項目と、その値がDiscord上の動作へ与える影響です。| 設定項目 | 意味 | 選択肢・入力条件 |
|---|---|---|
| Guardian全体・ログ・ハニーポット | 親スイッチ、通知先、ハニーポットチャンネルと参加時スクリーニングを設定します。 | 画面の案内に従って入力 |
| Bot・Webhook監視 | 未認証Bot、Bot/Webhookメッセージスキャン、各スパム検知を設定します。 | 画面の案内に従って入力 |
| コンテンツ制限 | 行、文字、メンション、添付数、拡張子、@everyone重み、本文記録、違反動作を設定します。 | 画面の案内に従って入力 |
| リンク・キーワード | 全ブロック、許可・禁止ドメイン、招待TTL、通常・正規表現キーワード、一致方法、違反動作を設定します。 | 画面の案内に従って入力 |
| Raid・スパム・Nuke | 機能スイッチ、回数・人数、観測秒、類似度、CJK・Latin最小長、違反動作を設定します。 | 画面の案内に従って入力 |
| ホワイトリスト・除外 | ユーザー、ロール、Bot、信頼ロール、除外チャンネルを設定します。 | 画面の案内に従って入力 |
| チャンネルオーバーライド | 特定チャンネルで個々の検知を全体設定と異なる状態にします。 | 画面の案内に従って入力 |
| 違反ルール・処罰・減衰 | ポイント加算条件、累積ポイント処罰、時間経過による減少を設定します。 | 画面の案内に従って入力 |
必要な権限
メッセージ管理メンバーのタイムアウトキックBANロール管理監査ログ表示Botロールが対象より上位
うまく動かないとき
検知するが削除・処罰できない選択した違反動作、Bot権限、対象とのロール階層、Discord所有者を処罰できない制約を確認します。
通常投稿を誤検知する回数と秒、類似度、最小長を通常流量に合わせ、必要最小限の信頼ロール・除外を設定します。
一部チャンネルだけ挙動が違う除外チャンネルとチャンネルオーバーライドを確認します。
